路地で

EOS 6D, Planar 50mm/f1.4

最後に踏みとどまった子と。
来年もまた会おうね。

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2013年も少しずつ更新していきます。
よろしくお願いします。

店じまい

EOS 6D, Planar 50mm/f1.4

街もそろそろ店じまい。
通りを行くひとの歩みもこころなしか足早...。
そんな街を、ひとを、この子は見ていた。

どう見えてるの？
なにが、見える？

佇む

EOS 60D, Planar 50mm/f1.4

長くて深い、古い路地にて。
ここなら寒くない、ね。

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グループblog「東京猫色」に
同じ夜、同じ街で撮った別の子の写真をアップしました。

オオカミと子やぎ

EOS 6D, Planar 50mm/f1.4

初めて出会ったよ。
小さな子たち。
最初、逃げ込んだのだけど、
ミャーミャー、鳴きまねしたら、ミャーミャー鳴き返しながら
1匹、また1匹と、出てきたよ。
夜の路地、座り込んで、ミャーミャー鳴きまねしながら、
オオカミと7匹の子やぎの話を思い出してたさ...。
（そんなにチョロくていいのか!? きみたち...）

凌ぐ

EOS 6D, ULTRON 40mm/f2

比較的あたたかい夜、だったのだけどね。
そこなら凌げるのかな？
じっとして、動くことのなかった。
道行くサラリマンも気づかない...。

夜の小路で2

EOS 6D, ULTRON 40mm/f2

同じ夜、同じ場所、同じ子。
じっと、待ってる。
いまは、開かないね。

夜の小路で

EOS 6D, ULTRON 40mm/f2

夜の小路を訪ねてみた。
人待ち顔なこの子と出会った。

人がまばらに通りかかるけれど、待ち人は来らず。
僕のいる間は、店の戸も開かなかったね。
あたたかい夜でよかった。
しばらく、一緒にいた。

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グループblog「東京猫色」にも1枚、
この夜の画をアップしています。

新しい道具

EOS 6D, ULTRON 40mm/f2

念願のデジタル一眼レフを購入した。

この朝、初めて持ち出して、この子たちを撮った。

ところが大変。いきなりパニック。

大変だ、さぁ大変だ。

フォーカス合わない、暗くて見えない！

ローアングル大変、ひざが痛い、ひじが痛い、首が痛い...。

つくづく、これまで、

どれだけiPhoneで楽をしていたかを思い知った。

どうなるだろう？

取り戻せるだろうか。

やっぱりこの路地でも、膝をついたり、

ついには腹這いになったり、するんだろうか...。

ただ、ずっと焦がれていた機材。道具。

まだしばらく不慣れでぎこちない、もどかしいけれど、

試行錯誤しながら、前に進んでいきたい。

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もう1枚、この朝撮ったカットを

「東京猫色」の方にもアップしました。

気晴らし

手を伸ばしても

iPhone 4S

届かない。

上目遣い

iPhone 4S

曇天の朝、路地の片隅で上目遣い。

いぢめる？

うぅん、いじめたりなんかしないさ、
邪魔してるとは思うけどね（ごめんね）。

朝の街で

iPhone 4S

お尻が見えた。
しばらく、がさごそやってた。

戦果は、あったのかな？
見てたの!? 何なの!?
とがめるような一瞥をくれたあと、
路地の奥に消えた。

敵愾心

iPhone 4S

怒り、恐れ、憤り。
逃げ込んだけど、収まらない。
そんな瞳。

ごめんね。
でも、惹かれる。

見つめ返す

iPhone 4S

同じ場所で。久しぶりに会う子。
ここにいる子たちの中では一番豪気な子。
まだ小柄なのに、踏みとどまって、見つめ返してくる。

その瞳が写るといい、そう願いながら、シャッターを切る。

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お知らせ
東京と猫をテーマに7人の作家が集う、blog「東京猫色」。
スタートしました。
僕も参加しています。応援、よろしくお願いします。

面構え

iPhone 4S

別の子を追ってたのだけど、気づくとそこに、割り込むように入ってきた。
久しぶり、元気そう。
体重も増え、貫禄たっぷり。歩き方だって堂に入ってる。
すっかりボスな顔。もしかして、No.2じゃなくなった!?

心なし、前より距離を置かれてる気がした。
近寄らせてはくれるのだけど、ほかの子の手前、しなっとはならないぞ、みたいなw。

そうか。そうだよね。
いい面構えになったね。

気配

iPhone 4S

まだ早い。まだ寝てた...のだけどね。
高い、細い、空のあたりでバサバサバサッ...。
羽あるやつら？
カラスの気配...。

警戒、凝視、後ろ髪...。
そして忘却。再び眠りへ。

眠り浅いものたちに。
よい夢を。どうか。

白い川

iPhone 4S

この路地に踏み込むといつも思う。
空が、細くて白い川のよう。あるいは、頭上に輝く水路。

あまりに直線で見通しがいいせいで、
ここでこの子たちに近づくのはひと苦労。
このときは、なにかに気をとられてたのかな。

このカットが最後。
もうひと月以上訪ねていない。
撮りに行きたいのか、そうでないのか。わからない。
だからずっと、朝、起きられない。

背中

iPhone 4S

路地を覗くと背中が見えた。
あわてて撮ったけど、すぐに曲がって消えてしまった。

いつもね、思うよ。
ああ、行かないで!! と。
でもね、
それと同時に、そうか、行くのか、とも思うんだ。

さよなら。
元気で。
そして、またね。

路地の奥

iPhone 4S

僕の、もっともよく訪ねる路地。
繰り返し、撮ってきた場所。

このところ、めっきり猫たちの姿が減った。
この日も、ここでは会えないのかも、と諦めムード。
だけど、帰りがけ、これが最後、と立ち寄ったら、彼女の姿があった。
ようやく、見かけた。

距離的には遠い。でも、踏み込むと邪魔してしまう。
数枚撮り、手をおき、小さく、さよならを言って身を剥がした。

元気でいてくれてありがとう。
また来るね。

キャベツと

iPhone 4S

ここで、同じ場所で。
前は、大根といっしょに撮ったことあるよね、キミ。

あのころはいつも2匹一緒だった。
いまも、元気でいるのかな、もう1匹の子...。

出陣

iPhone 4S

右見て、左見て。
さぁ、行くぞ！...っと思ったらやっぱり待った...。

臆病なくらいがちょうどいい。
大丈夫。それでいて十分、したたかなんだから。

光

iPhone 4S

朝。路地にいたら、奥の入り口から飛ぶようにしてこの子が来た。
水たまりを越え、立ち止まり、右手の、細いすき間に入ろうか、躊躇し...。
しゃがみこんだところに陽がさした。
細い路地に、陽の光が落ちてきた。

ああ、こんなこともあるんだな、と思いながら数枚撮った。
そのすぐあと、この子はビルのすき間に飛び込んだ。

原点

iPhone 4S

僕はもうずいぶん前からここを撮りたいと思っている。
この街に棲む猫たちを撮りたいと、思っているんだ。

僕はそれを続けていく。

混沌

iPhone 4S

ここが特別、というわけではないけれど、
上から見下ろすと、改めてゴミの多さに驚かされる。
傘なんて、何本あるんだろう。

路地はどこもこんなもの。
もっとひどいものもたくさん見た。
ここには書けないものも。

だけど、嫌いじゃない。いやむしろその逆か。心が躍る。
配管の伸びゆく様の面白いこと、美しいこと。
そして、そこに猫がいる、から。

僕の担当じゃありません

iPhone 4S

ぐにゃぐにゃ、ごちゃごちゃ。
でも、僕、知りません。僕の担当じゃないもの。
これって、ただそうなってるだけだよ。
ときどき、あたたかいのもあるよ。
これがせかいでしょ？

巡回2

iPhone 4S

同じ朝。前のカットからの続き。
朝の巡回にしばらくついてった。

やあ、大変だw。
まさに、一筋縄ではいかない。
人を避け、また人を避け...。警戒しながらのジグザグ運行...。
度重なるルート変更にさすがに辟易したのか、
しまいには通りをいくのを諦め、
細い細いビルのすき間に消えていったよ。

きっと毎日、これを繰り返してるんだね。
お疲れさま。
また会おう。

巡回

iPhone 4S

ボスな子。巡回。朝のお勤め。
おっ、と思って待ち構えてたら一瞬迷ったあと
大きく迂回された。

見て、この迷惑そうな顔w。
ごめんよ！
お勤めご苦労w！

佇む

iPhone 4S

同じタイトルが多い。でもしかたがない、これが印象だから。

これは「東京猫物語」に載せた画とは別の朝。でも同じ子。
遠目にみつけて、近づいても、その場を動かなかった。
朝の街に佇んでいる、そんな感じだった。

何を思っていたのだろう。
鳩かカラスを気にしてたのか、
行き交う青い清掃車の群れを、見るとはなしに眺めてたのか。
それともただ脈略もなくそこに釘付けられて、
まだ涼しさの残る朝の空気を感じていたのだろうか...。

そんなに痩せてたっけ...

iPhone 4S

夜の公園。
この子と、しばらくいた。
いつも、高いとこにいたり、ぴゅーっと逃げたり。
こんなに近づかせてくれたこと、なかったけれど、
あらためて一緒にいて、驚いた。
きみ、そんなに痩せてたっけ...。

最後は、夜の路地に消えていった。
また、こんな時間を過ごせると、嬉しいよ。

気になる

iPhone 4S

ちょっと怖い。
でもちょっと気になる。
でもちょっと怖い.
でもちょっと...w。

渇きを癒す

iPhone 4S

とある路地の奥の奥、
足を踏み入れる者もいない街の片隅で。

しばらく見惚れる。

上へ、上へ

iPhone 4S

はっと目が合った。
気付いたら、身をひるがえして上って消えた。

上へ、上へ。
なんて速いんだろう...。

佇む

iPhone 4S

街を歩くのが辛い。
歩いて歩いて、棒のようになった足の先から
重たい思いが上ってくる。

ここには、もっといたんだ。
ぜんぜん、こんなじゃなかった。
ぜんぜん、こんなじゃなかった。

いいこと、なのかもしれない。
きっと、いいことなのだろうと、思う。

それでも、彼らの姿を見たい。探してしまう。
ほら、あのひさしの上はどうだった？あのすき間は？
あの看板の裏はどうだろう、あの角を曲がればいるんじゃないか...。

そんな思いに、突き動かされる。
諦めきれずに、歩き続ける。

最後は必ず、ここに来る。

ビルのすき間の奥の奥

iPhone 4S

こんな場所でも、
時間がくれば陽がさすんだね。
暖かくなるね。

行きつけの

iPhone 4S

行きつけの路地。
ここに限らないことなのだけど、
猫たちの姿がずいぶん減った。
保護された子の話も聞いた、けれど、
姿を消した子すべてがそうだとも思えない。

訪ねるたびに、寂しく、なる。

雑踏

iPhone 4S

同じ日。同じ子。待ち人来たらず...。
いっしょに見上げてみる。

アンニョイ

iPhone 4S

どうした？
ああ、具合が悪いわけじゃないんだね。
良かった。

またね。

背中

iPhone 4S

小さな店が軒を連ね、背中を寄せ合う小さな路地。
その奥の奥に、遠く、いつもより小さく、いつもの子の背中をみつけた。

頑張れ。どうかこの夏も越えて！

横断

iPhone 4S

猫たちの姿が消えた、と思ったら、肩をたたかれて先回り。
そうか、みんな道を渡るんだw。

これも、迷った末に横位置で撮ってみる。
水平、来てないね。

新しい路地 出会い

iPhone 4S

いつものように歌舞伎町をうろうろしたあと、ふと立ち寄った見知らぬ路地。
そこで、ばったり、「路上のルール」の池口さんにお会いした。
ひと目見ただけでわかった。で、納得した。ああ、ここか...、と。

わずかな時間だったけれど、写真を撮ったり、猫を見守ったりしながら
話をした。ボスな子についても教えていただいた。
踏み込んでしまったような、お邪魔してしまっだような、
悪いな、という思いを抱きつつ、
なんとも...、離れがたかった。

いい路地。いい時間。
また訪ねたい。

街の子

iPhone 4S

起こした。
ごめん。
まだ眠そう、だけど、しっかり警戒。

街の子。

路地の出口で

iPhone 4S

人待ち顔なこの子たちと遊んでもらう。
ゆったり、面倒くさげな子と、そわそわした子w。

ゆったりした子がゆったり見上げた先には...？ おぉw！

行かないで

iPhone 4S

引き止めたくはなる。
いつでも。

毛の長い子

iPhone 4S

歌舞伎町の路地の子。
もうずいぶん前から知っているのに、シャイでシャイで。
とにかく、ほとんど撮らせてくれない子。
この日も、「なー、なー」甘え声で泣いてたくせに、
ちょっと近づいただけでゆっくり物陰に消えて行った。

僕じゃ、だめなの？

行ってくる

iPhone 4S

なんか、そんな顔をされた。
行くのか...。
気をつけて。

こんなところで

iPhone 4S

涼しげに...w。

逡巡

iPhone 3GS

最近、撮りに行けてない。
行きたいような、行っても満たされないような。

ふて寝するわけではないけれど。

人待ち顔

iPhone 4S

この子、久しぶりに会った子。
いっとき、半年くらい見かけなくて、半ば諦めた時期もあった...。

この日は珍しく逃げなかったね。
なんだか、人待ち顔な感じ。
ここ、魚屋だと思うけど、いいのかな？
居てもいいことになってるのかな？
もう何年にも、なるものね。

バケツと

iPhone 4S

朝。バケツと。

時間がない中、寄ってみた。
いつも、いる子。
さすがに、鉄砲玉みたく逃げることはなくなった、ね。
また来るね。

まだ眠い

iPhone 4S

このタイトルばかりだな。
でも、訪ねるのが朝方ばかりだからしかたがない。

まてよ、違う。もう眠い、の可能性もある。
この子は、どっちだったろう...？

新宿。ゴールデン街のはずれにて。

夢の中

iPhone 4S

新宿。ゴールデン街の子。
もう、かなりの歳？
いつ会ってもけだるい感じの漂う子、なのだけど。
この朝は、いつにも増して「かまわないで〜」な感じだった。

涼しげな、落ち葉の毛布。
いい季節になったね。